ケーブルテレビの印象は、時代遅れで、営業がしつこいなんてイメージの方もいらっしゃるのではないでしょうか?実はサービスも日々増えており、沢山のメリットもあるんです。元営業経験者のリアルな立場から、中立な情報をお伝えいたします。

まずは違う角度から見てみましょう。

意外と信頼性の高い設備です

日本の国民の50パーセント以上が、ケーブルテレビの設備を使ってテレビを視聴しているってご存知でしたか?

でも、皆さん有料サービスとして利用している訳ではないんです。実際は、テレビアンテナの代わりとして使用している世帯も多く、地域インフラとしても活用される設備なんです。

元々、ケーブルテレビは山間部や鉄道沿線など、テレビ電波の届きにくい難視聴地域のアンテナの役割を担うインフラとして、各地の自治体を中心としたコミュニティーが設立してきました。

あまり知られてはいませんが、今も自治体が出資しているケーブル局は全国に数多くあるんです。これらは地域と密着した情報を流したりと公益性の高い事業もしています。

今後も発展していく可能性があります

アンテナ以外のサービスも現在では沢山使えるようになっており、BS/CSの衛星放送など多チャンネル放送や、インターネット、電話サービスなどはほとんどのケーブル局で利用できます。その他、電気やガスのサービスも提供する局も増えました。

地域によっては、医療現場と高齢者宅を繋ぎ、医療データのやり取りや簡単に診療予約できるシステムとして利用されていたり、高齢者や子供の見守りに利用されている地域もあるなど、災害や高齢化などにも対応したサービスが、これからも増えていく設備なんです。

本当のところ、デメリットは?

1、ネットの速度が不安定な時がある

ケーブルテレビの特徴として、地域のケーブル局から引っ張った光ファイバーを、利用する自宅に導入する際に、同軸ケーブルという情報容量の少ない配線で繋ぎます。速度が安定しない事がある理由はズバリ大きく2つです。

1、同軸ケーブルゆえの問題
2、利用者が多いために起こる問題

1つ目は、この同軸ケーブルを分岐させて他サービス(TV・電話など)を利用するので、同時に使用した際に干渉し合って、不安定になる場合があります。2つ目は、地域に引いた光ファイバーを一定の地域で利用するので、使用状況や時間によっては不安定になってしまう場合があります。

2、単体のサービスだと割高になる場合も

現在は様々なサービスを提供する、都市型サービスとなってきたこともあり、セットで利用を勧める傾向にあります。セット利用の需要がある場合は、かなり割引が効く為メリットは大いにあると言えますが、「ネットだけ」「TVだけ」という単体サービスの利用は、他社の同様のサービスに比べ、割高になる傾向があります。

3、配線が気になる場合がある

これは私が営業の時も、契約前に良く打ち合わせしましたが、特に戸建ての家にケーブルを引き込む際に、アンテナに繋げない家に関しては、クーラーダクトなどから入線し、宅内へ引き込むため、配線がむき出しで外観を損ねる場合があります。

最近では、入線する為のポールを設置される家や、配線を隠すカバーなどもあり、以前よりは外観を損なわない対策もされてきているようです。ご契約時、工事前には配線の確認等に注意しておくことも必要です。

4、マンション等は利用できない場合も

集合住宅については、建物自体に導入されてないと利用できない場合があります。もし利用を検討している場合は、お近くのケーブル局のホームページなどでも利用可否の確認をとることが出来るので、事前確認が必要です。

また、集合住宅でCATV未導入物件でも、電柱から直接部屋に引き込む事が可能な場合があります。ただし、この場合でも物件オーナーの方の承認は必ず必要です。
 

お客さんが良く言っていた、本当のメリット

1、戸建ては設備として価値がある

最近では新築の戸建てなどに、ケーブル入線用のポールを設置し、自宅内の端子からケーブルサービスを利用するご家庭も増えてきました。

こういった施工のメリットは、宅内配線があまり出ない事もありますが、家にアンテナを立てる必要がないので、外観が綺麗で、災害の際にもメンテナンスをケーブル局に任せられる点にあります。

最近の様に台風や災害が頻発すると、アンテナの買い替えやメンテナンスだけでもかなりの出費と時間を費やすことになります。多チャンネル放送などで子供に教養の高い放送を見せたり、老後の設備として機能する可能性も考えられるので、設備としての価値があると考えられます。

集合住宅(アパート)では

集合住宅のオーナーの方に営業(バルク営業)に行く事もある訳ですが、導入を決めたオーナーに理由を聞くと物件としての価値が上がり入居者を増やすフックにすることができるが最も多かったです。

大手の賃貸サイトにもCATV導入の有無は書かれていますし、当然CATVが入っている方が人気物件になります。

2、窓口や請求書がまとめられる

サービスに不具合があった際に、それぞれのサービス会社に連絡するのは、意外に面倒ですよね。その点、例えばTV+NET+TELのサービスをケーブルテレビで利用していれば、一か所への問い合わせで済みます。

また、これは特に奥様が喜ばれるケースが多いですが、先程の3つのサービスの請求も基本的には1つで纏める事が可能なので、利用額が明確で、引っ越しやカード変更などの際も煩わしいことがありません。

3、利用シーンにあわせて使える

例えばケーブルインターネットの場合でも、1Mサービスから1Gサービスまで4から5段階のサービスに分かれています。TVサービスも同様ですので、お子様の成長に合わせてプラン変更したり、利用頻度に合わせて組み合わせを変える事も可能です。

例えば高齢者夫婦で、普段はチャンネル数の少ないTVサービスと、1Mネットサービスを利用し、息子夫婦が同居する際に、孫に合わせた多チャンネルサービスと1Gネットプランに変更するといった具合です。幅広い年齢層に対応できるサービス内容も、インフラとしての機能を感じさせます。

トータルで見るとCATVは一考の価値がある

ここまでメリットもデメリットも正直にお伝えしてきましたが、もちろんこれ以外のメリット、デメリットも存在します。実際は、利用されるシーンや環境にサービスがあっているかというところが、一番の選ぶ基準だと思います。

光ファイバーなど他のサービスも、現在では多くのキャンペーンや特典なども企画されており、価格などに意識が集中してしまいがちですが、第三者の立場で見ても、トータルの利便性を考慮すれば、ケーブルテレビは検討する価値のある設備だと思います。

すべての地域にある設備ではありませんが、地域に通っていればラッキーです。すぐに利用する事がなくても、今後利用することのできるサービスです。この機会に一度サービス内容など、ご覧になってみて下さいね。