J:COMネット利用を検討されている方は、実際にどのくらいの速度が出るのか、どのレベルで利用できるのか気になりますよね。

JCOMを実家で10年以上使っており、営業マンとしてもJCOMネットの契約を取ってきた私が、利用者と営業側の両方の視点からJCOMのインターネットについて話してみます。

JCOMネットの料金プラン

J:COMネットプラン 月額(税抜)
光1Gコースon auひかり 6,500円
320Mプラン 6,000円
120Mプラン 5,500円
12Mプラン 3,980円
1Mプラン 2,980円

料金プラン(速度)の選び方

上記の表の様に、J:COMのインターネットプランは5パターンの速度で提供されています。速度を求めるのであれば、「光1Gコースon auひかり」がいいでしょう。 1Gコースは320Mbpsプランと500円しか違いませんし、120Mbpsは中途半端です。また、アップロードの速度が段違いです。

私がお客さんに相談された際は、320Mbpsを選ぶなら500円追加して1G(auひかり)コース、逆に速度がいらない(ネットサーフィンやメールの確認程度)の方には12Mbpsで料金を節約する事を提案していました。実際、そうされる方が多かったです。

12Mbpsと聞くと、使い物にならないと思う方も多いでしょうが、ネットサーフィン程度ならほぼストレスはありません。また、ケーブルテレビの性質上(自宅のモデムまでは320Mbpsで来てモデムで速度を調節するため)、12Mbps以上の速度が出る事があります。

JCOMネットの速度と特徴

JCOMは上り(アップロード)速度が遅い

J:COMネットの特徴としては、このプランのタイトルになっている速度は下りの速度になりますが、上りの速度が低い値で設定してあると言う事です。

一般的に動画などをストレスなく見る為の速度は10M程度と言われていますが、120Mプランと320Mプランは上りの最大値をぎりぎりの10Mに設定しています。

J:COMネットの実測値

  • 下り平均速度: 93.15Mbps
  • 上り平均速度: 10.14Mbps
  • 平均Ping値: 40.93ms 

JCOMネットひかりの実測値

  • 下り平均速度: 160.55Mbps
  • 上り平均速度: 109.9Mbps
  • 平均Ping値: 39.68ms 

数値はみんなのネット回線速度から引用しています。

JCOM利用歴10年超の筆者の感想

JCOMネットのプランは、元々の上り速度が高くない事もあって、実測値の不満がかなりネット等にも上がっています。ただ、評判を載せたWEBサイト等を見ると、過剰にJCOMを叩いて他の光回線を売るポジショントークもかなり入っているように感じます。

私は実家でJCOMのネット(160Mbps⇒320Mbps契約に変更)を使っていますが、Wi-Fi接続でも実測値で50~100Mbpsは出ますし、それだけ出れば普通に動画を見るくらいの作業でしたら全くストレスを感じません。営業をしていた頃も速度が遅いと言ったクレームはほとんど聞いた事がありません。

ただ、Wi-Fi利用していると時々断線(数分内に元に戻る)することがあり、そこはストレスです。

また、頻度は少ないですが地域の電線工事などの理由で障害が起こる事が、過去に数回(年に1~2回くらい?)あったのは気になるところです。JCOMの障害頻度と起こった時の対策

JCOMネットの速度が遅い理由

JCOMが使用している同軸ケーブルは、ネットの上りと下りの信号も多少干渉すると言われており、それも原因となって実測値を下げています。また、利用する世帯の増える時間帯によっては、上りも10Mbpsを下回る場合もありますので、利用の頻度や用途などによっては、契約の際など注意が必要です。

同軸ケーブルゆえの減速や不安定さが気になる方は、光ファイバー線でつなぐ光1Gコースにすれば解決します。

JCOM利用者から集めた口コミ評判

J:COMネットのメリット

様々なニーズに対応できる

速度が必要な方は、光1Gコース、ネットサーフィンや簡単なメール程度の使用用途のライトユーザーには12Mbpsコースのように、ニーズに応じてプランを選べる事です。これはフレッツ光以外の光回線にないケーブルテレビ独自のメリットです。

フレッツ光のライトプランは従量課金という落とし穴がありますので、ライトユーザーにはJCOMが安心です。

また、とりあえずネットがあればいい程度の方は、1Mコースなら月額2,980円(税抜)で利用ができます。

セット割で料金が落とせる

他サービス(テレビ、電話、でんき等)と併用する事でセット割引が適応になる事が、J:COMサービスの一番のメリットです。

組み合わせによっては、かなりお得に利用する事も出来ます。また、ネットの初期設定や簡単なセキュリティー設定も無料対応になるので、お年寄りやライトユーザーにとっては、PCを始めやすく安心して利用出来る回線と言えるでしょう。

デメリット

速度が遅い

注意して欲しいのは、利用の用途によっては、ネットの速度やコストパフォーマンスに不満を感じる場合もあります。J:COMネットの仕組み上、実測値も落ちる為どうしても光回線でのネット利用には及ばない面もあります。

長時間動画を見る方などは、不安定な速度のサービスにコストが合わない場合もあるので、利用プラン等も十分に検討した方が良いでしょう。

比較的動画を多くみる方や、仕事での利用の方には単体でのネット利用は特にお勧めできませんが、J:COMネットで利用するならば、1Gコースonauひかりのプランの方がいいかもしれません。単体で見ると他プランよりは高いですが、唯一の光回線である事で速度劣化も少なく、安定して利用出来るのがなんといっても魅力です。

また、J:COMのTVサービスや電話サービス等との併用をする事で、このプランもセット割が適応になるので、トータルのコストで見ると、かなり安く利用する事もできるでしょう。au携帯割引や長期プラン等の割引も利用すると、月数千円程度割引適応になるので、一度シュミレーションしてみてもいいかもしれません。

速度が出ない時の対策

J:COM推奨の方法

J:COMホームページでは、速度が出ない場合にいくつかの対策を提示しています。一般的な事ですが、「PC・モデム・ルーター等の再起動」です。

また、市販のルーターをお使いの場合は、PCとモデムを直接LANで繋いで再起動を行い、ルーターをかませずに速度が改善した場合はルーターや他のPC等に不調や故障などの原因が考えられます。それでも速度が改善しない場合は、サポートセンターへの問い合わせをすると良いでしょう。

Wifi利用の方は位置等を替えてみる

私が営業の頃良くありましたが、Wifiの電波が上手く届かず速度が落ちているケースもあります。

JCOMのネットは2.4Ghz帯と、5Ghz帯の2つがありますので、片方が遅い場合はもう片方を使うと速度が改善したりします。一般的に2.4Ghz帯が多く使われますが、特徴として2.4Ghz帯は障害物に強く遠くまで電波を飛ばせる反面、電話機やレンジの近くに設置すると、電波が干渉し速度が落ちるケースがあります。

対して5Ghz帯は障害物に弱いため近距離での利用に向いています。また、レンジ等の電波と干渉する事がありません。

住宅の構造や建材によっては、Wifiの電波が上手く届かず途切れてしまう事も良くある為、位置を見直すと改善する場合があります。また、ので、同時に確認するとよいでしょう。

LANケーブルを替えてみる

これも良くあるケースですが、Wifi利用中の方などもLANで直接繋ぐと大幅に改善するケースもあります。

当然ですが無線よりも有線接続の方が、速度は落ちにくいです。また、LAN自体にも対応速度が設定されている為、ご利用のサービスに合わせたLANや、口コミなどで実際に速度改善に効果があるLANに替えてみるのも、お勧めの方法です。

決まった時間に遅ければ、プラン変更も考える

夜や休日など、毎日決まった時間帯に遅くなる様ならば、プランや回線の変更を視野に入れてもいいかもしれません。環境によっても違いますが、J:COMネットは地域の幹線まで引いた光ファイバーの情報を、周辺の利用者で分け合って利用する方式なんです。

ですので、利用者の多い夜間や休日等に決まって遅くなる様鵜であれば、回線の混雑による速度低下も考えられます。その際は速度低下の比較的防げる1Gコースonauひかりのプランに変更するか、回線自体を変更すると改善する場合もあります。

JCOMネットの仕組み

J:COMネットは、FTTNという方式で提供されるインターネットサービスで、自宅近くの幹線までは光ファイバーが通っていますが、そこから自宅までの配線については同軸ケーブルにて行います。よく誤解されがちなのが、この同軸ケーブルの情報伝達量が光ファイバーに比べて少ない為、ネットの速度が出ないと思われがちですが、そうではありません。

情報伝達量自体はさほど変わりませんが、同軸ケーブルの特性上、距離が長くなれば長くなるだけ電波が劣化し、また他の電波等との干渉も起こしやすい為、ネットの速度にも支障がでてしまうんです。

では、この同軸ケーブルを使用しなければいいじゃないか。となりますが、光ファイバーと違い、同軸ケーブル自体は曲げたりしても折れにくく、加工しやすい為、複数サービスの為の分岐や、住宅への導入の際も比較的綺麗に入線出来る事も、採用されている理由の1つです。また、光ファイバーより安価に利用できるのも、採用の理由となっています。

では、このような仕組みのJ:COMネットはどの様なプランで提供されているか、確認してみましょう。

まとめ

J:COMネットの実測値が遅いと言われますが、他回線のサービスも一般的には表示されている速度よりも実測値は落ちます。とは言えJ:COMの施工方法等にもより、利用頻度や利用用途によっては、ネット単体のコストパフォーマンスは特に悪いと言えます。

一方、セットサービス利用や、ネットライトユーザーの方、また1Gコースon auひかりのプランは、利用方法等によっては十分満足感を得られると思います。ご自身の利用方法等を整理して、キャンペーン情報等を活用の上、今回の内容も検討の参考にしてみて下さい。