あなたのご自宅周辺には、ケーブルテレビ局がありますか?戸建てにお住まいの方にとっては、多大なメリットもありますが、デメリットにもなる注意点もあります。元工事班(営業もやってました)の私が、施工方法を含め、丁寧にお伝えいたします。

ケーブル導入・標準工事(単引き)

工事方法

自宅前にある電線から、ケーブルTV回線を自宅まで引込み、主にクーラーダクトや排気口から入線します。

ケーブルTVの最も簡易な施工法で、基本的には視聴するTV一台に接続します。施工にかかる時間は、建物の構造や周辺状況にもよりますが、約2時間程度で可能です。

メリット

簡易な施工法ですので、ほとんどの場合工事費無料です。一般的には、すでにアンテナを立てられている戸建てで、多チャンネル放送やインターネット利用される方にお勧めする施工法です。

また、工事も比較的早く終わりますので、TVは1台視聴できれば良くて、ネット利用の部屋も同じ場合や、無線ルーターを利用してのネット使用をお考えの方、ケーブルテレビをお試しでやってみたいという方には、いいかもしれません。
 

デメリット

施工の際にダクトから入線しますので、外壁に直接入線している外観になります。入線した配線は内壁を這わせて、TV機器への接続をしますので、外観や内観を綺麗に保ちたい方には、デメリットになります。

また、新たにTVやサービスを追加する場合は、その配線を分岐して利用する事になるので将来的にTVを増やす予定のある方は、その際、再施工が必要になります。

ケーブル導入・ホーム共聴工事

工事方法

各部屋のTV端子へ電波を流す設備が、ご自宅に整っている場合は、こちらの施工法がスマートです。ご自宅の屋根裏などにある、TV電波を流す分配器に、ケーブル線を直接繋ぐので、宅内のTV端子にケーブルテレビやモデムを接続する事ができる施工法です。

最近の新築では、ご自宅に入線用のポールが設置されている場合も多いですが、そのポールからの入線も可能な施工法です。工事費用は5千円~1万円、施工時間は約4.5時間が一般的です。
  

メリット

メリットはなんといっても外観も内観を損なわない事です。また、各部屋にあるTV端子から電波をとれる為、テレビやインターネットも、契約次第では、場所も自由に使える事もメリットの一つです。
  

デメリット

工事費用の負担が多少必要で、施工内容によっては、オプション工事費もかかる場合があります。途中で追加になるケースは、あまりありませんが、施工前にきちんと確認しておくことが大切です。

また、古い建物などでは宅内配線が劣化していたり、配線の種類によってはできない可能性があります。その場合は、最初に書いた工法(単引き)で行う事になります。

戸建てでTVを見る方法

アンテナを立てる

多くの方は、子供の頃住んでいた、実家での視聴方法はアンテナだったはずです。アンテナのメリットは、一度設置すると月々の料金が掛からないという事です。とは言っても、一生コストが掛からない訳ではありません。
 
デメリットとしては、ご自宅の上に、アンテナを立てるので、見栄えを気にされる方も少なくありません。また、破損した際や、不具合の際は、修繕費がその都度必要です。

最近では頻繁にある災害や、台風などの強風の際は、アンテナや部品が飛ばされる事などもあり、その際は、最悪の場合再購入や修理、再施工が必要になるんです。

費用は様々ですが、通常の地デジ対応のみなら、購入から施工まで3万円~8万円程。メンテナンス費用と、購入・施工費を考慮する必要がありそうです。

インターネット光回線などのTVサービスを利用する

リーズナブルな方法としては、インターネット光回線のTVサービスを利用する事も可能です。まずは、ご自宅が、サービス提供地域かどうかの確認が必要になります。

メリットとしては、アンテナを立てる必要のない地デジ視聴や、契約によっては衛星放送などの専門チャンネルが視聴可能です。また、インターネットと併用でのセット割引があり、インターネット利用が中心の場合は、比較的リーズナブルにTV視聴をすることができます。

デメリットは、利用状況やプロバイダのサービスによって、TV視聴が不安定になる場合があげられます。また、サポートが弱いプロバイダもある為、困った時や不具合の際には、問い合わせが繋がらず困るケースもあるようです。

その他、TV利用に関しても月々の利用料が必要で、機器設置が必要な場合もあります。

ケーブルテレビを利用する

お住まいの地域がサービス提供エリアであれば、ケーブルTVでの視聴も可能です。メリットは光回線と同様で、アンテナ不要で衛星放送などの視聴も可能。建物の外観を損ねにくい事です。

また、インターネットや電話サービス等とのセット割引があり、電気やガス、モバイ ルサービスを提供しているケーブル局なら、より総合的に大幅な割引が適応になりお得に利用する事ができます。そもそもTV局ですので、TVに関して安定した電波や、サポートがあるのも、安心感があるかもしれません。

デメリットとしては、光回線同様、月々の利用料と、機器設置が必要です。また、専門的なネット利用や大容量データ送信の必要な方などは、ネットの速度が光回線より低い事もデメリットになるでしょう。

ここまで、代表的な3つの視聴方法をご紹介しました。 電話やネットで問い合わせる事も出来ますが、地域にケーブル局がある場合は、無料で説明に訪問する場合がほとんどです。営業スタッフの人柄やスキルにもよりますが、実際にご自宅に来てもらって、施工方法を含めて、相談するのもいいかもしれません。

ここからは、ケーブルTVで視聴する場合の、代表的な施工方法をご紹介します。

地デジを見るためには視聴設備が必要

家を建ててもTV視聴の設備は、整っていないのが一般的です。既に戸建てにお住まいの方は、ほとんどの方がご存知ですが、新築にお住まいの方や、戸建ての購入を検討されている方は、TVの視聴方法について、事前に検討が必要なんです。

TV視聴の仕組みは、電波塔から発信されるTV電波を、ご自宅で受信する設備が必要です。東京で言えば、以前は東京タワー、現在はスカイツリーなどから発信されているんですよ。TVは見れなくていいって方なら必要ありませんが、視聴するなら、代表的なものは3パターンです。

さいごに

私が営業をしている数十年前は、宅内までの引込み工事は、正価で2万~5万円もしていました。今では利用者の方が増え、工事費用が安くなってきている様ですので、特に新築の方等には、共聴工事でケーブル対応住宅にするのも、悪くない選択だと思います。

視聴方法、工法、それぞれのメリット、デメリットも参考にして頂いて、マイホームをより過ごしやすい空間にするのにお役立て下さい。